Monday, July 21, 2014

イタリアで離婚するには 裁判所の無料弁護士を利用するには

イタリアで暮らす外国人、イタリア人は裁判所の無料弁護士を利用できる可能性があります。まず、昨年の収入が11000ユーロ以下であることが条件のひとつになると思います。

 実は頼りにしていたDVから女性を守るNPOから推薦された弁護士が、
「あなたたちは無料弁護士を得る権利がないので、個人的に自分と契約して。料金はディスカウントしてあげるから。でも他の弁護士は嘘つきだから相談に行かないように」
と変なことを言い出したので、弁護士協会に相談したら、やはり無料弁護士を利用する権利があるそうで、他の弁護士を探すことにしました。
 この嘘つき弁護士はミラノのマリア グラツィア ルッソという人ですので、皆さん気をつけて下さい。

今日新しく相談に行った弁護士さんは女性で、(珍しく)英語の上手な丁寧な方で好印象を受けました。
 彼女に無料弁護士(Patroncino a spese dello stato)を得るために裁判所に提出しなくてはならない書類のリストをいただきました。Communeコムーネ(役所)で作ってもらわなければならない書類ですが、制作依頼の際はかならず「離婚用」にと断らないといけないそうです。

1 CERTIFICATO DI RESIDENZA
2      STATO DI FAMIGLIA
3      FOTOCOPIA DI CARTA D'IDENTITA
4      FOTOCOPIA DI CODICE FISCALE
5      DENUNCIA DI REDDITI /
(ない場合は↓これはミラノ市のどのcommuneでも作ってもらえるものではなく、duomo付近      のcommuneでないと制作してもらえないようです)
  DICHIARAZIONE SOSTITUITIVA ATTO NOTORIO
6      FOTOCOPIE DI SEPARAZIONE


これとは別に離婚裁判用の書類も必要になるそうなので、同時にcommuneで制作してもらうようにと言われました。